光回線の乗り換え方法|手順・工事・解約の注意点を完全解説【2026年】
光回線を乗り換えると、 月額料金やスマホセット割を見直したり、 より高速な回線へ変更したりできます。
ただし、現在使っている回線によって 「事業者変更」「転用」「新規契約」など 手続き方法が異なります。 工事、解約費用、インターネットが使えない期間なども確認してから進めましょう。
まず「今の回線」と「乗り換え先」が 光コラボなのか、独自回線なのかを確認しましょう。 それによって必要な手続きや工事が変わります。
まず乗り換え方法を確認
光回線の乗り換えは大きく3パターンに分けて考えると分かりやすくなります。
事業者変更
ドコモ光やSoftBank 光など、 光コラボ同士の変更では 「事業者変更」を利用できる場合があります。
原則として既存の光回線設備を利用するため、 新たな開通工事なしで変更できるケースがあります。
転用
フレッツ光から 光コラボレーション事業者へ変更する手続きを 「転用」と呼びます。
現在のフレッツ光回線設備を 継続して利用できる場合があります。
新規契約
NTT系の光回線から auひかりやNURO 光などへ変更する場合など、 新しい回線工事が必要になることがあります。
この場合は新しい回線の開通と 現在の回線の解約を別々に管理することが重要です。
光回線の乗り換え方法を比較
| 現在 → 乗り換え先 | 主な方法 | 新しい工事 | 主な手続き |
|---|---|---|---|
| 光コラボ → 光コラボ | 事業者変更 | 不要な場合が多い | 事業者変更承諾番号など |
| フレッツ光 → 光コラボ | 転用 | 不要な場合が多い | 転用承諾番号など |
| 光コラボ → 独自回線 | 新規契約 | 必要になる場合あり | 新規開通+旧回線解約 |
| 独自回線 → 光コラボ | 新規契約 | 必要になる場合あり | 新規開通+旧回線解約 |
| 独自回線 → 別の独自回線 | 新規契約 | 必要になる場合あり | 新規開通+旧回線解約 |
光回線サービス名が違うだけなのか、 使用する回線設備そのものが変わるのかで 手続きは大きく異なります。
実際に工事が必要かどうかは、 住所・建物設備・現在の契約・乗り換え先で確認してください。
光コラボとは?
光コラボレーションでは、 光コラボレーション事業者が NTT東日本・西日本から光回線を借り受け、 自社サービスと組み合わせて提供します。
ドコモ光やSoftBank 光など、 多くの光回線サービスが この仕組みを利用しています。
光コラボから光コラボへ乗り換える場合
現在利用している光コラボから 別の光コラボへ変更する場合、 事業者変更という手続きを利用できます。
同じ光アクセス回線を利用するため、 原則として新たな回線工事を行わずに 契約先を変更できる仕組みです。
ただし、 契約内容や設備変更などによって 工事が必要になる場合があります。
事業者変更の基本的な流れ
新しい回線を選ぶ
月額料金、スマホセット割、 速度、契約条件などを比較します。
承諾番号を取得
現在利用している光コラボ事業者から 事業者変更承諾番号を取得します。
新しい事業者へ申込
事業者変更として申し込み、 必要な情報や承諾番号を伝えます。
切り替え完了
手続き完了後、 新しい光コラボ事業者との契約へ切り替わります。
事業者変更では、 現在の光コラボ契約から 新しい契約へ変更する手続きの中で 旧サービスが解約されます。
自分で先に通常解約すると 事業者変更として扱えなくなる可能性があるため、 現在の事業者と乗り換え先の案内に従って進めましょう。
フレッツ光から光コラボへ乗り換える場合
NTT東日本・西日本のフレッツ光から 光コラボへ変更する場合は、 「転用」という手続きを利用できる場合があります。
転用では、 現在使用しているフレッツ光の設備を利用しながら、 契約先を光コラボレーション事業者へ変更します。
転用する場合は 転用承諾番号を取得し、 乗り換え先へ申し込みます。
auひかり・NURO 光などへ乗り換える場合
現在利用している回線とは 異なる設備を使う光回線へ変更する場合、 新しい回線を自宅へ引き込む工事が 必要になることがあります。
このタイプの乗り換えでは、 「新しい回線の申し込み」と 「現在の回線の解約」を 別々に考えることが重要です。
光回線を乗り換える手順
現在の契約を確認
月額料金、 契約期間、 工事費残債、 オプション、 スマホセット割を確認します。
乗り換え先を比較
提供エリア、 月額料金、 通信速度、 スマホセット割を比較します。
変更方法を確認
事業者変更、 転用、 新規契約のどれになるか確認します。
新しい回線を申し込む
必要な承諾番号や 契約情報を準備して申し込みます。
工事・切り替え
工事が必要な場合は開通工事を行い、 新しいインターネット接続を確認します。
旧サービスを整理
必要に応じて旧回線、 プロバイダ、 レンタル機器、 オプション等の手続きを完了します。
今の光回線はいつ解約する?
事業者変更や転用の場合: 通常の解約を先に行うのではなく、 専用の変更手続きとして進めます。
別回線へ新規契約する場合: 新しい回線が開通して 正常にインターネットを利用できることを確認してから 旧回線を解約すると、 インターネットが使えない期間を避けやすくなります。
インターネットが使えない期間を防ぐには?
新しい回線を先に申し込む
新規工事が必要な場合は、 まず新しい回線の申し込みを進めます。
開通予定日を確認
工事日や開通予定日を確認してから 旧回線の解約時期を考えます。
接続確認後に整理
新しい回線で 正常に通信できることを確認すると安心です。
乗り換え前に確認する費用
契約解除料
契約プランや契約時期によって 解約時の費用が発生する場合があります。
工事費残債
現在の回線の工事費を 分割払いしている場合は残額を確認します。
新しい工事費
乗り換え先で 新規工事費が必要になる場合があります。
オプション費用
光電話、テレビ、 ルーターなどの費用も含めて比較しましょう。
「工事費実質無料」に注意
光回線の工事費キャンペーンでは、 工事費そのものを0円にするのではなく、 分割された工事費と同額相当を 毎月割引する仕組みが使われる場合があります。
割引期間中に解約すると、 まだ支払いが終わっていない工事費が 残る可能性があります。
現在の回線と乗り換え先の両方で確認しましょう。
光電話を使っている場合は注意
光回線と一緒に 光電話サービスを利用している場合は、 乗り換え後も電話番号を利用できるか確認しましょう。
事業者変更で継続できる電話番号がある一方、 契約状況や変更先によって 手続きや利用条件が異なる場合があります。
FAXや事業用電話として使用している場合は 特に事前確認が重要です。
プロバイダメールにも注意
現在利用しているプロバイダから メールアドレスを提供されている場合、 回線やプロバイダを変更すると そのメールアドレスを利用できなくなる場合があります。
銀行、通販サイト、 SNS、各種オンラインサービス等に プロバイダメールを登録している場合は 乗り換え前に確認しましょう。
ルーター・ONUはどうする?
レンタル機器を返却
旧事業者から借りている Wi-Fiルーターやその他機器は 解約後に返却が必要な場合があります。
返却方法と期限を確認しましょう。
対応ルーターを確認
1ギガ・10ギガなど 契約する回線速度に適した Wi-Fiルーターを利用しましょう。
乗り換えを機に10ギガへ変更するべき?
光回線を乗り換える際に 10ギガプランを勧められることがありますが、 すべての家庭に10ギガが必要とは限りません。
月額料金、 対応エリア、 Wi-Fiルーター、 PCやLAN環境まで含めて判断しましょう。
マンション・賃貸で乗り換える場合
集合住宅では、 建物に導入されている光回線設備によって 利用できるサービスや速度が異なります。
新しい配線や穴あけなどが必要になる場合は、 建物所有者や管理会社への確認が 必要になることがあります。
申し込み前に 住所・建物単位で提供状況と 工事方法を確認しましょう。
引っ越しと同時に乗り換える場合
現在の住所で利用できている光回線でも、 引っ越し先で同じサービスを利用できるとは限りません。
新住所が決まったら できるだけ早く提供エリアを確認し、 工事が必要な場合は開通日程を調整しましょう。
光回線乗り換え前チェックリスト
✓ 現在の光回線サービス名を確認した
✓ 現在の月額料金を確認した
✓ 工事費残債を確認した
✓ 契約解除時の費用を確認した
✓ スマホセット割への影響を確認した
✓ 乗り換え先の提供エリアを確認した
✓ 事業者変更・転用・新規のどれか確認した
✓ 新しい回線の工事費を確認した
✓ 光電話の電話番号を確認した
✓ プロバイダメールへの影響を確認した
✓ レンタル機器の返却方法を確認した
✓ インターネットが使えない期間が発生しないよう日程を確認した
光回線乗り換えでよくある失敗
先に旧回線を解約
新規工事が必要なのに先に解約すると、 自宅でインターネットを使えない期間が 発生する可能性があります。
キャンペーンだけで選ぶ
高額特典だけを見るのではなく、 通常月額と長期的な総額も比較しましょう。
スマホセット割を忘れる
光回線が安くなっても、 家族のスマホ割引がなくなると 通信費全体では高くなる場合があります。
工事費残債を見ない
実質無料キャンペーン途中の解約では 工事費が残っている場合があります。
不要な10ギガ契約
実際の利用用途に対して 必要以上の高速プランを選ぶと 月額料金が高くなる可能性があります。
光回線乗り換えのよくある質問
光回線を乗り換えると工事は必ず必要ですか?
必ずではありません。 光コラボ同士の事業者変更などでは 新たな回線工事なしで変更できる場合があります。 回線設備や契約内容によって工事が必要になるケースもあります。
光回線を乗り換えるとインターネットが使えなくなりますか?
手続き方法によります。 新規工事が必要な回線へ変更する場合は、 新回線の開通前に旧回線を解約すると 利用できない期間が発生する可能性があります。
事業者変更とは何ですか?
現在利用している光コラボから 別の光コラボ等へ契約先を変更するための手続きです。 原則として新たな回線工事をせずに変更できる仕組みです。
転用とは何ですか?
フレッツ光から 光コラボレーション事業者へ 契約を変更するための手続きです。
ドコモ光からSoftBank 光へ変更する場合は?
どちらも光コラボに該当するため、 条件を満たせば事業者変更として 手続きできる場合があります。 実際の手続きは両事業者で確認してください。
ドコモ光からNURO 光へ変更する場合は?
使用する回線設備が異なるため、 NURO 光側で新しい開通工事が 必要になる場合があります。 新回線の開通日と旧回線の解約日を調整しましょう。
乗り換えるなら月末がいいですか?
必ずしも月末が最適とは限りません。 現在の回線と新しい回線の料金計算方法、 工事日、 解約条件等によって判断する必要があります。
光回線は「解約」より先に乗り換え方法を確認
光コラボ同士なら事業者変更、 フレッツ光から光コラボなら転用、 回線設備そのものが変わる場合は新規契約になることがあります。
そのため、 「新しい回線を申し込んで今の回線を解約する」 という方法がすべてのケースで正しいわけではありません。
まず自分の回線種類を確認し、 工事費残債、 スマホセット割、 電話番号、 プロバイダサービス、 解約費用まで確認してから進めましょう。
まだ乗り換え先が決まっていない場合は、 月額料金だけでなく スマホセット割や必要な通信速度も含めて比較するのがおすすめです。